アレグラを飲むときはマグネシウムに注意

アレグラは、フェキソフェナジンを主成分とする抗アレルギー剤です。
花粉症、または風邪をひいたときのによる鼻水、鼻詰まりなどに加え、アレルギーによる目のかゆみ、充血、皮膚のかゆみ、赤み、腫れ、そして蕁麻疹、湿疹など、幅広いアレルギーに効き目があるお薬です。

アレグラを飲む男性もともとは処方箋医薬品として病院を受診して医師に処方してもらうお薬でした。
確かな効き目と、副作用も少ないことから以前から幅広く使われていました。
そして最近は、OTCとして処方箋がなくても薬局や薬店で購入できるようになり、簡単に手に取ることができるようになりました。

アレグラは、第二世代の抗ヒスタミン薬に分類されていて、昔ながらの抗アレルギー剤には有名な副作用である、強い眠気がほとんどありません。
人によっては多少の眠気が出ることもあるようですので、t特に飲み始めは注意が必要ですが、一般的には仕事や学校がある日中にも、または日常的に車の運転をする方にも、使いやすくなっています。

飲み方は1日2回、通常は朝夕に服用します。
お薬の吸収は通常の飲食物の影響をほとんど受けませんし、解熱鎮痛剤などで言われるような胃に対する刺激もありませんので、特に食後でなくてはならないということはありません。
つらい時、今飲みたいと思うとき、すぐに服用できるお薬です。

ただし、飲食物や一部の内服薬に含まれる酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの一部の金属が、アレグラの吸収を阻害してしまうことが知られてるため、これには注意が必要です。
吸収の阻害は、服用の際に胃の中で一緒になることで、主成分のフェキソフェナジンの一部がマグネシウム、アルミニウムに吸着してその薬効を失ってしまうために起こります。
そうすると十分な効き目が得られなくなってしまいます。
そのため、対策としてはマグネシウム、アルミニウムを含む飲食物やお薬と、時間をずらして服用すれば影響を避けられます。
目安として、前後2時間程度空けてください。

マグネシウムを含む飲食物には何がある?

効き目に影響するため、注意しなければならないこのマグネシウムやアルミニウムは、どのような飲食物に含まれているのでしょうか。
最も身近で気を付けなければならないのは、ミネラルウォーターです。
中でも「硬水」と呼ばれるミネラルを多く含んだ水です。
実は、日本の天然水はほとんどが「軟水」と呼ばれるもので、ほとんどミネラル分を含まないのであまり問題となりませんが、海外の商品はほとんどが硬水のようです。
特に硬度の高いミネラルウォーターでは、お薬の吸収に影響しますので注意してください。
アレグラはミネラルウォーターで服用しない方が無難です。

他の飲食物では、たとえば金属成分を含むとしても、その含まれる分量が微量なため、特別な注意は必要ありません。
そして、もう一つ注意が必要なのが、胃薬や便秘薬などの医薬品です。

OTCとして販売されている胃薬の中に、制酸剤としてマグネシウム、アルミニウムが含まれているものが多いのです。
そして、医師の処方箋によって出される胃薬でも、酸化アルミニウムを主成分に使っているものがありますし、最もよく出回っているのが便秘薬です。

酸化マグネシウムを使った便秘薬は、効き目が優しく、腹痛なども起こりにくく、習慣性もつかないため、医療現場では大変広く使われていて、妊婦さんの便秘や、高齢者にもよく処方されています。
これらの医薬品は、アレグラと一緒に服用することで吸収を阻害し、効き目に確実に影響しますので、よく注意してください。
OTCの場合成分の表示をよく確認する、処方薬の場合はアレグラも服用する旨を薬剤師に伝えて、指示を受けるようにしましょう。
厳しい花粉症のシーズンも、アレグラの用法用量を守り、適切に服用して、乗り切っていきましょう。