アレグラの正しい服用方法

アレグラは、抗アレルギー剤、つまり様々なアレルギーに対して効能のあるお薬です。
最近はOTCとして、医師の処方箋なしで薬局・薬店で購入もできるようになりました。
花粉症による鼻炎、目やのどのかゆみなどのつらい状態に、または風邪をひいたときの鼻水鼻づまりに加え、皮膚のかゆみやしっしんなど、あらゆるアレルギーに対応しています。

アレグラを正しく服用する女性アレグラは、第2世代の抗ヒスタミン薬に分類されていて、いわゆる昔の抗ヒスタミン剤には有名な副作用である、強い眠気がないのが特徴です。
人によって多少の眠気を感じることはあるようですが、仕事や学校のある日中でも、日常的に車の運転をする方でも、服用しやすくなっています。

服用方法は1日2回、一般的には朝夕食後に飲みます。
用量は成人では1回60mg、1日量が120mgです。

7歳以上の小児も服用可能で、服用方法は成人と同様に1日2回です。
小児の場合の容量は1回30mg、1日量が60mgで、成人用量の半分となっています。
アレグラは、主に花粉症対策に服用されることが多いのではないでしょうか。

その場合は、花粉が飛散する少し前から、予防的に飲み始めることがおすすめです。
予防的に始め、シーズン終わりまできちんと飲み続けることで、花粉症が始まってしまってから飲み始めるよりも、そのシーズンをかなり楽に過ごすことができるはずです。

最近では、花粉症も低年齢化していて、小児の花粉症患者さんも多くなってきました。
鼻水鼻づまりも、目やのどのかゆみも、我慢できるようなものではありませんし、ひどくなれば学業に影響する心配もあります。
アレグラには、ワンシーズン継続して飲み続けることで起こる副作用は特にありませんので、用法・用量を守って正しく服用すれば、成人でだけでなく、小児でも安心して飲むことができます。
ぜひ花粉の飛散情報をチェックして、しっかり準備して、つらいシーズンを予防投与という方法で乗り切ってください。

ただし、一部の胃薬には酸化アルミニウムなどの制酸成分が含まれているものがありますが、これを一緒に服用することで、アレグラの吸収量が減ってしまい、十分な効き目が得られないことがあります。
胃薬を日常的に飲んでいる方は注意が必要です。
その際は、同時服用を避けて少し時間をずらして飲むと吸収の減少を予防できます。
目安として2時間あければ十分です。

空腹時に飲むことで薬の効果が変わる

原則として、アレグラの用法・用量は、1日2回朝夕食後、1回60mgです。
しかし、空腹時に飲むことも可能です。

実は、アレグラは胃に優しいお薬です。
たとえば解熱鎮痛剤では、胃粘膜を荒らしたり、胃が痛くなったりする副作用があるために、できる限り空腹時を避けて服用することが推奨されていますが、アレグラにはそのようなことはありません。
空腹時と食後では、お薬の効き目はどのように変わるのでしょうか。

ここで薬物体内動態、つまり、お薬を飲んでから、どのような経過をたどって全身をめぐり、実際に効いてくるのかを見てみましょう。
お薬は胃に入ると、ほかの食べ物と一緒に消化され、まずは一旦肝臓へ運ばれます。
そこで一部は代謝されてしまいますが、大部分は心臓へ戻る血流にのって行き、心臓のポンプ機能によってやはり血流にのって全身に運ばれ、一定の濃度が得られたところで必要な部位で働きます。
つまり、内服のお薬は飲んでから効いてくるまでに、それなりの時間がかかります。

そこで、空腹時に飲むことで、この時間を少し短縮することができるのです。
空腹、つまり胃の中に食べ物が入っていない状態ですと、消化の時間が無くなりますので、お薬はすぐに溶けてすぐに肝臓へ運ばれます。
この時間を短縮することで、飲んでからの効き目を早くすることができるのです。
つらい、今すぐにでも何とかしたいという急ぐ時には、この方法が良いでしょう。

このように、アレグラは7歳以上の小児から成人まで、そして予防から、空腹時に飲むという方法も利用して緊急の時まで、幅広く使えるお薬です。
用量を守って服用すれば、胃にもやさしく、眠気もとても少ないので、ぜひ試してみて下さい。