春は暖かく、新たな季節の始まりでうきうきすることが多い反面、花粉に悩まされることも多い時期となります。
花粉のアレルギーとして、目が痒くなる、くしゃみが止まらないなどのアレルギーに悩まされることが多いです。
そんな花粉には薬を使用する人も多く、その中でもアレグラという薬が使われることが多いです。
アレグラは、薬局でも購入できわざわざ受診しなくても購入できる薬です。
しかし、薬は良い点ばかりではなく、副作用というものが存在します。
アレルギー反応を和らげるために使用していた薬だったはずが、逆に副作用でより悩まされることもあるのです。
今回は、アレグラの副作用について、どういったものが出るのかを知ってもらい、より快適に使用できるようになれば幸いです。

アレグラにはどんな副作用がでる?

アレグラの副作用にはあると言っても、1つだけでなく様々なものがあります。

眠気
代表的なものとしては、まずは眠気が挙げられます。
薬を使用した後に、頭がボーッとする、欠伸が出るなどが出現した場合はアレグラが影響している可能性が高いです。
こういったことが自覚される場合には、車の運転を控えるといった配慮をすることが安全です。
また、アレグラをアルコールと一緒に内服するとアルコールに伴う眠気と副作用の相互作用によって昏睡にも近い状態になる可能性もあるため、注意が必要です。
頭痛
この他に多いものとしては、頭痛が挙げられます。
この頭痛が最も副作用としては出現率が高いですが、一時的で痛みは軽いことが多いです。
内服を続けていると次第に慣れて頭痛も緩和されることが多いのでそこまで心配はありませんが、頭痛が悪化する、持続するなどの場合は内服を中止し、医師の診察を受けることをお勧めします。
吐き気
次に多いのが吐き気です。
この場合も吐き気は軽く、大きな心配は必要ないと考えられます。
他には、めまいや倦怠感などを感じる場合もあります。

その他の副作用

また、消化器に関するものも多く、便秘を引き起こす場合もあります。
これは抗コリン作用が影響しているものです。
そのため、便秘だけでなく下痢、口の渇き、腹痛などが起こる場合もみられます。
アレグラを飲んでから体重増加する場合があると言われることもありますが、副作用としては報告はされていなく、内服が要因でないことが大半を占めています。
そのためあまり気にする必要はないですが、増加傾向が続く場合には肝機能に障害が出ている可能性も考えられるため、注意が必要です。

アナフィラキシーショック
頻度は少ないですが、重症化するケースもみられます。
重症化するものの1つにアナフィラキシーショックが挙げられます。
アナフィラキシーショックとは、呼吸困難や意識障害、胸痛などを引き起こすアレルギー反応のことです。
こういったアレルギー反応が出現した場合はすぐに使用を中止するだけでなく病院に行く必要があります。
肝機能障害
これは、全身の倦怠感や食欲不振、黄疸などが現れますが、先ほどのアナフィラキシーショックとは異なり緊急性がなく、すぐに副作用として現れないことも多いため気がつくのが遅くなります。
そのため、使用する場合には体調の変化がないか注意しながら使用することが必要となります。

他に、精神神経系に影響する場合もあります。
眠気や悪夢、睡眠障害、神経過敏などが現れた場合には、副作用の可能性が高いため使用を中止する必要があります。
また、血球減少を引き起こす場合もあり、この場合には発熱や倦怠感など風邪のような状態が出現する可能性があります。

15歳以下は副作用が現れやすい

15歳以下の子供が使用する場合にも副作用が現れる可能性があり、成人と比べても出現率は高いです。
主なものとしては、眠気や腹痛、胃腸炎などを引き起こす可能性があります。
また、肝機能障害になる可能性が成人よりも高く、肝機能異常が起こることがあります。
また、喘息を罹患している場合には悪化する危険性があるため、使用する場合には医師の診察を受けてから使用を検討することをお勧めします。

このように副作用と言っても1つだけでなく、様々な副作用があります。
さらに、同じものでも個人差があり副作用が軽いものから、重症化するものがあり注意する必要があります。
そのため、使用してから体に変化や違和感を感じた場合は副作用が軽い場合であったとしても医師の診察を受けた上で使用を継続するかどうかを判断した方が良いです。

副作用としてだけでなく、注意が必要になる場合もあります。
妊娠中や他の薬剤を使用している場合には禁忌となる場合もあるため、妊娠や治療中の方は使用する前に医師に相談することをお勧めします。
薬剤によっては、効き目がなくなってしまう場合や効きすぎてしまう場合もあります。

アレグラを服用しても副作用が出る人と出ない人がいる

アレグラには様々な副作用があり、軽いものから重症化するものまであります。
しかしそうとは言っても使用する全ての人が副作用を引き起こすということではありません。
起こりやすいと述べた眠気や頭痛、倦怠感でも実際に報告されているものは使用している人全体の5%の割合にも満たないものとなっています。
このように、ほとんどの人は副作用を起こすことなく使用しています。
特に、アレグラという薬は副作用が出にくい薬剤として有名であり、他の抗アレルギーよりも副作用は起こりにくい薬の1つです。

しかしその中でも、アレグラには先ほど述べたような様々な副作用が引き起こす場合があります。
これは、薬の作用には個人差があるからです。
作用でも、良く効く人もいればあまり効き目がない人もいると同じように副作用も起こりやすい人もいれば起こりにくい人がいます。
そういった副作用の出方に個人差がある要因には、様々ありますがまずは体質の問題が挙げられます。
体質によって、薬剤に対する耐性が異なるため同じ薬剤、容量であったとしても良く効く場合、効き過ぎる場合、全く効かない場合と様々です。
また、花粉などに対するアレルギー反応が強い場合など元々の状態が良くない場合には効きにくく、副作用も出にくいことが多いです。

体質によっても副作用の出現率は異なる

体質には、元々の耐性などもありますが痩せている、太っているなどの体型、薬剤の使用回数などが影響してくる場合もあります。
痩せていることで薬剤が体に回りやすく効きやすいことが多く、何度も使用している薬剤の場合耐性ができることもあり効きにくくなります。
このように体質は生活習慣などで変化することもあります。

また、個人差はある中でも副作用が起きた場合にも自身の中での個人差があります。
同じ副作用が現れた場合でも、ひどい状態になることもあればすぐに収まってしまう場合もあるなど副作用の出方にも個人差があります。
このように副作用の出方にも個人差があり、現れていたとしても気にならない場合もみられます。
こういった個人差が生じる要因としては、先ほど述べたように体質の違いもありますが、罹患している疾患が影響している場合もあります。

罹患している疾患によっては薬剤治療が必要となる場合があり、その内服している薬剤がアレグラの作用や副作用の出方に影響を及ぼす可能性もあります。
他には、15歳以下のような子供が使用する場合です。
子供は成人に比べると耐性が出来ていないことが多く、作用が効き過ぎることが多いです。
その為、副作用を起こす可能性も高く、しかも重篤化してしまう場合があります。
子供だけでなく高齢者も耐性が弱まっており、薬剤が効き易い体質になっていることが多いです。
そのため、使用する方の年齢によっても副作用の出方が異なり、個人差が出やすくなります。

妊娠中やアルコール摂取状態は副作用が出やすい

年齢や元々の体質以外では、妊娠中の方も出方に影響する場合があります。
妊娠中の身体は、通常の体質とは異なり薬剤の耐性も変化しているので、副作用の出方が変わってきます。
また、妊娠中だけでなくアルコールを摂取している状態である場合にも副作用の出方が異なってきます。
アルコールの成分の影響で、アレグラの薬剤自体の作用が変化してしまい、副作用の出方にも影響を及ぼす可能性があります。
このようにアルコールを摂取していた場合だけでなく、同じ人であったとしてもその日の状態に体質が変化して作用に個人差が生じる場合があります。
具体的には、風邪を引いている、疲れが溜まり倦怠感が強い状態、頭痛などの痛みを伴う場合などで使用すると耐性が弱まってより副作用の出方が強まる場合があります。

このように、アレグラを使用しても副作用が出ない人が多いです。
しかしその中でも副作用が出る人もいて個人差があります。
その個人差はその人体質や現在の身体状況によって変化することもあります。

副作用をできるだけ抑える方法はある?

アレグラの副作用は、引き起こす割合が少ない中でも様々なものがあり場合によっては重症化するものも存在します。
この副作用には、個人差があり頭痛や倦怠感などの比較的起こりやすいものでも軽い人もいれば辛いと感じる人もいます。
薬剤を使用する以上、作用だけでなく副作用というもののリスクは必ず生じます。
そのため、副作用をなくすことは難しいですが、そのリスクをできるだけ最小限に抑えることはできます。
今回は、そのリスクを抑えられる方法をいくつか紹介します。

正しい容量を正しい方法で内服する
アレグラの場合は、1回の内服で10時間程度の作用があるため1日2回程度内服します。
その中で飲み忘れた時に一度に2回分を飲んでしまうことをすると副作用を引き起こす可能性が高くなります。
このように一度に内服する量を飲みすぎてしまうことが副作用を引き起こしやすくしてしまいます。
また、内服を継続することも大切です。
アレルギー反応が強く、辛い場合のみだけ内服していると作用が安定せず、お勧めできません。
体調を整える
疲労が溜まり倦怠感が強い状態、頭痛や腹痛など疼痛を伴っている状態、発熱や咳など風邪を引いている状態など普段の体調とは異なる状態でアレグラを使用すると作用が効きにくく、耐性も弱くなっているため副作用を引き起こす可能性が高まります。
さらに、体調だけでなく耐性を作ることも大切です。
耐性を作るためには、先ほど述べたように体調を整える必要があります。
栄養バランスを整えるために、規則正しい食事を摂ることが1つです。
油物や脂肪分が多い食事を取ることで消化が悪くなり、薬剤の作用にも影響してしまいます。
さらに、満腹時にアレグラを使用しようすると作用自体が弱くなってしまいます。
そのため、空腹時に使用することが正しい使用に繋がります。 また、睡眠状況も作用に影響することがあります。
睡眠時間が少ない、不足している場合は耐性が弱くなりやすいです。
また、頭痛や倦怠感はアレグラの副作用の1つでもあり、こういった状態で内服した場合、現在起きているものが元々のものなのか、アレグラの副作用に伴う倦怠感、頭痛なのかが判断しにくくなってしまいます。
そのため、体調が優れない時にアレグラを使用する場合は注意が必要です。
薬剤を複数使用しない
アレグラ以外の薬剤を内服中である場合や同様な作用の薬剤を使用する場合などは医師の診察を受けてから内服することをお勧めします。
何故かと言いますと薬剤を複数使用することで作用が相対的になることや、副作用が現れやすくなります。
そのため、使用する前には同時に内服しても問題ないかを確認することが必要となります。
また薬剤だけでなく、アルコールの摂取も同様に影響を及ぼします。
アルコールによってアレグラの作用が変動することがあり、作用同様に副作用にも影響してしまいます。
さらに眠気や倦怠感がアルコールによるものなのか、アレグラによるものなのか判断がつかない場合があります。
そういった場合で薬剤の影響だった時に、気がつくのが遅くなり重篤化する可能性があります。

このように副作用は、完全に抑えることが難しいですが出方を最小限にできる工夫は行うことができます。
そのためには、自身の体調を整えてアレグラの作用が最も良い状態で使用することが最も抑えられる方法の1つです。
体調面だけでなく、現在内服している薬剤がある場合には同時に内服しても問題はないか医師に相談してから内服することも抑えられる方法も1つです。
他に、内服したい場合にはアルコールは控えるなど生活習慣を見直すことも方法の1つです。
アレルギー反応だけでなく、自身の生活習慣、体調を省みてからアレグラを使用することが最も大切です。